フィギュアスケートの技の解説

スピン

 

 

フィギュアスケートの技というのは、もちろんジャンプだけではありませんね。本日は、そのほかの技について説明いたしましょう。

 

 

そのほかの技の中でも、よく目を引く技といいますと「スピン」ですね。
スピンという技は、ご存じのかたも多いと思いますが、一カ所で身体を回転させる技です。
観ていて、目が回らないのだろうか・・・と心配になってしまいそうなあれですね。

 

 

このスピンも実は一種類ではありません。
ヴァリエーションは非常にたくさんありますが、基本的に考えれば3種類に分類されると思います。

 

 

まず、一カ所で直立したまま回転するアップライト系スピン。
そして、腰を低く下ろしてしゃがんだ姿勢で片足を突き出し回転するシット系スピン。
さらには、上半身を前方に曲げ、片足を上げ、氷面と並行になるようにT字型を保ったまま回転するキャメル系スピン。
これらの3種類です。

 

 

このように説明をすれば、「あぁ、たしかに観たことがある」と思い出されたのではないでしょうか。
スピンの回転方向は、ジャンプ同様に、反時計回りに回転する選手が多いようですね。
スピンの難易度というのは、さまざまな要素の複雑な組み合わせで決まりますが、基本的には、軸がぶれていないかどうか、姿勢が美しいかどうか、回転する場所がずっと同じ場所であるかどうかが重要となっています。