フィギュアスケートの技の解説

イーグル・バタフライ

 

 

単独では得点に結びつかないフィギュアスケートの技は、前回お話いたしましたイナ・バウアーだけではありません。他に有名なものとしましては、「イーグル」や「バタフライ」などがあります。

 

 

イーグルと言いますのは、両足をまっすぐに伸ばした状態で180度に広げ、両方のつま先を外側に向けて開いた状態で滑っていく技のことを言います。
この技の場合には、お尻部分が突き出たり、腰が折れ曲がったりするのは美しくないとされています。

 

 

一方、バタフライという技もあります。
水泳にもありますが、フィギュアスケートにもあるんですね。
これはジャンプの一種と捉えても良いのでしょうが、回転するジャンプではありません。
氷を蹴り上げて、空中で手足を広げた形で水平姿勢にする技と言えば良いでしょうか。

 

 

右足のつま先で着氷し、そのままシットスピンに入ることも多く、その場合にこれを「バタフライシット」と言います。
細かい技まで考えると本当はまだまだたくさんあるのですが、テレビでたまに観賞する分には、そこまで覚える必要はないでしょう。

 

 

もしも、これまで何も知らずにフィギュアスケートを観ていたのであれば、今回までにお話した技の見分け方を知っただけでも、充分楽しめると思います。

 

 

また、何度か見ているうちに、自分がファンである選手が、どのような技を多用するのか、またどのような技が得意で上手であるのかもわかってくるでしょう。
そうするとますます楽しくなってきます。
本当に次回のフィギュアスケート番組が楽しみですね。